フェンダーレス完結編
見返してみると下らなかった。でもそこには教訓があった。
そんな人生を送れるバイクって素敵ですね(棒
日本車に乗っていたらやらなかったことでした。
ディーラーに飼い慣らされるライダーにはなりたくない、そんな貴方に外車がある。
素敵なバイクライフを創造しようと文句を考えた、あらみちでした。
・で、結局なんだったの?
フェンダーレス化しようとしたらカプラーがないでござる。
見つけたけど結線失敗してショートした。
と言うのがあらすじです。
・その苦労に答えはあるのか
純正と同じカプラーを用意して繋ぐ意味は簡単で、純正部品をまったく加工しないのが利点になります。
車体側のハーネスを加工すると、フルノーマルに戻す必要があった時、下側フェンダーに付いているライトも加工が必要になるわけです。
逆に言えば、この部分に特にメリットを感じないならわざわざやる必要もないことです。
・もしもこれから挑戦するなら
過去の記事でカプラーの通販にリンクしたので、部品の調達に悩むことは無くなりました。
なので、唯一の障害はカシメ作業になるのですが、これ文字や画像で説明できるものじゃないよなぁと。
「何故、専用工具があるのか」を考えると察しが付くと思います。
それではブログをやってる意味もありませんし、何かしら学んだことを文字にしてみようと思います。
・工具はケチらない
まず、今回の記事は配線加工初めての方に向けて書いています。
テスターも圧着ペンチも持っていないのが普通で、ここからまず揃えることになります。
さて、少し上の「何故、専用工具があるのか」
工具がないと難しい作業だからです。
そして普段は使わないような工具にコストをかけたくないと思いますが、特化したものだからこそ予算も含めてきちんと選ぶべきだと思いました。
被覆剥きやプレス部分の形が微妙に違うので上手くいくものといかないものがあるのです(初心者だからと道具に責任転嫁するスタイル)
とは言え、青天井で選ぶわけではなく、ホームセンターではなく工具屋で選ぶ程度の意識でいいと思います。
当たり前ですが、裸端子用を選ぶバカの轍を踏んではいけません(遠い目
梨地のMacbookを背景にiPhoneで撮る。そして光源は頭上のLED・・・どうしろと。
さて、上の全体画像の向きのまま圧着部分をアップ。噛み合いの隙間が伝わるでしょうか。
ついでに被覆剥き部分の処理も違います。
お値段はおよそ3倍、と言っても高い方で野口さん3枚です。
・専用工具があればうまくいくわけではない
直後に反証します。被覆を剥いた銅線とコンタクトを繋ぐ際のプレスは圧着ペンチを使っても1度も成功しませんでした。
固定部分は銅線と被覆と1本に2箇所止めるところがあります。
結局、圧着ペンチである程度の形を整えたらプライヤーでまとめる作業で成功しました。
持っていない方は先細で使いやすいプライヤーもこの際用意しましょう。
仕事なら二度手間の作業ですが、僕らは自分のバイクの分を作ればいいだけですから、妥協をしないで頑張りましょう(笑
専門のサイトにも書いてあることですが、銅線部分を止めて軽く引っ張って動くようなら確実に失敗です。
電装は限りなくデジタルで、100%の成功以外は失敗と考えないとヒューズまで買うハメになるのです。
ちょっとヘッドライトが点かなくなる程度なので、不安なら予備ヒューズは買っておきましょう。
ちなみにバイク用品店よりオートバックスの方が置いてる可能性が高いかもしれません。
・物量戦で挑め
さて、配線加工なんて初めての方が読んでいるはずの記事ですから、失敗の可能性も考えなければなりません。
難しく考える必要はありません。失敗する分も考えて発注すればいいだけです。
100本発注しても1野口ですよ。絶対余るけどね!(それでも20本は潰しました
まあでも、リアのハーネス見た感じウィンカーとか替える時にも使えそうです。
ボルト、ナット、スペーサーは純正を流用、一応ホムセンで買ったのは合わせて100円
ライセンスライト1400円
コネクター、コンタクト合わせて2700円くらい(8割の余剰在庫w
リフレクター800円
圧着ペンチが合わせて3本合わせて5000円ほど
あれ?全然安くないぞ?とは言っても余剰在庫と工具を抜いたら日本車のキットパーツよりは安く上がる気がします。
誰かの参考になればいいなと思ったところで締めます。
素敵なパーティしm・・・テールライト眩しすぎィ
・今後の散財予定
モトクロスパンツを物色中でございます。
肘と膝はダウンヒルMTB用のプロテクターを流用するつもりだったものの、バイクで着られる服で対応できるものがありませんでした。
そしてレザージャケットの重さと暑さが堪える年齢になったんだなぁと実感。
それとカメラ。バイクでふらっと走って写真撮ろうとは思ってましたが今回のiPhoneがちょっとどうよ?な出来と感じました。
父親がよく訓練されたニコン厨らしく、D3400買っておけばレンズを借りパクることでコストが節約できる算段。
何故かズームとマクロがばっちり揃ってるから本体と単焦点買えば解決だね!
おかげでバイクブログらしいツーリング記事はしばらく出ないのでありました。