ダートスポーツのレースに参加してきました
10月7日に日野カントリーロードで開催されたダートスポーツハッピーエンデューロに参加してきました。
ビギナークラスと4時間耐久クラスのアイアンマンとチームエントリーがあり、もちろんビギナークラスです(←)
初オフロードレース&クローズドコース!
このレースは今回が初開催で、特徴的なのがサポート代走、オフィシャルヘルプありの安心バックアップで日野カンのコースを楽しめるビギナークラスです。
いやいや無理だろwww→イケルイケルダイジョウブ(俺が乗るから)
こういうことですね。なんて優しい世界ッ
今回はハスクバーナ東名横浜の顧客でツイッターでフォローさせていただいてる方の車にご一緒させて頂きました。
701SM乗りのご夫婦でもちろんオフロードレースは初めてとのこと...
僕自身も今回は初めてだらけで何もアドバイスとかできるわけもなく、手探りでやらせて頂くことに。
とは言え御二方、旅慣れたご様子で前泊のホテルの紹介までしてくださり、ご相伴にあずかりました。
実はバイク乗りの人と飲むのは初めて。
僕だけでしょうか。乗り物で繋がってる方と一緒にお酒と言う考えがありませんでした。
主に盛り上がったのはハスクバーナ東名横浜の経営状況wとツイートで垣間見える僕自身の生活でした。
「料理作ってたらお母さん認定されたんだけど、これ恋愛対象外宣言だよね?」
到着したよ!
ここから保安部品外す作業があります。
不慣れ過ぎて慌ててウィンカーのピンを配線からぶち抜く。
ダイジョウブ、レース中は使わないから。
エントリー開始が7:00でビギナークラスの出走が8:30、この間にブリーフィング兼開会式もあります。
僕の他にいたのか分かりませんが「初心者が保安部品を外して他の作業を終わらせる作業時間」には性急なのではないかなと。
冒頭にも書きましたようにビギナークラスはヘルプと代走ありです。
これがなかったら地獄絵図になっていたでしょう。
初っ端、最後尾でスタートして竹林前の渋滞を見て某有名バイクブロガーの動画と同じ光景だと思い出して一人で笑っていたのでした。
何が素晴らしいって土と森な!
猿ヶ島でコケたら痛そうっていうか痛いもの!
もう自分もFEもはしゃいで楽しかった!20分くらい。
最初の難所ヒルクライムを越えた後あたりでクラッチを握る指が死亡して一気にスタミナ切れたのでした。
無事死亡。
追いついた人を先に行かせ、疲れ切って熱中症で休んでるうちに足切りされ、代走で上げてもらった坂を見上げるのでした。
その後は4時間耐久を見ながら回復待ち。
あ、悔しいってこういうことなんだな。
メインイベント終了!解散!
順を追わない小ネタ
・ダブル魂心家事故
厚木インター近くで待ち合わせてバイクを積んだ後、
「ご飯食べに行きませんか?」
と誘われたので一緒に食べに行ったんです。
魂心家に
この時点では言い出せなかったことをレース中のテンションに任せてぶっちゃけました。
前日のラスト勤務で食事取れないとあかんって、ラーメンとチャーシュー丼を食べてたんです。
魂心家で
加えると早めに到着したのでコンビニのお握り3つ摂取していたのでした。
まさかの半日スパンで家系ラーメン(同じ店)を摂取する事態ww
気を使わせても何だと思った結果が予想外のネタに加速。
なおトラクションコントロールの意味はなかった。
・日野カンへの道
他人の車に乗せてもらっといてここネタにするのは悩んだんですが...
行った人には伝わると思われる画像を選びました。
一応フォローしておくとアクセスの困難さ以上にいいコースだと思います。
マジで陸の孤島状態なので飲料水や食料の積み込みは必須かも。
・レースについて感じたこと
第1回で仕方ないアラもあった気がしたので改善点に検討してもらえれば。
1、ビギナークラスを90分以上にして欲しい
マーシャルやオフィシャルヘルプの負担が増えることを考えたら完全な身勝手なのを承知での進言。
コース設定はミスったらしいw
あれはハードエンデューロビギナーコースなのでは?と言う説も。
酷いセクション前になると「サポーターのサポーター」とかパワーワードが出てくることも。
と言うわけで「休みながらでも1週したい」派です。
2、4時間耐久クラスいる?
アイアンマンクラスはガッツリ楽しんでる方もおられたかもしれませんが、少なくともハスクバーナ東名横浜からの4時間エントリーはほぼ死亡していました。
2時間を境に補給地点がバイク置き場と化す。
実況を聞いていても運営側もダレていた感もあったので正直誰にとっても長かったのではないでしょうか。
なのでビギナークラス90分、ガチクラス2時間にして開始時間を遅らせるか、スポンサーブースを見られる自由時間に充てるなどはいかがかなと感じました。
・レース中の自分について
「意味が分からないところで転ぶ人」の称号を獲得。
記憶がある中で土を舐めたのが
1、渋滞中の位置替えでフルバンクドリフト決める
2、ヒルクライムの登りから5mくらいのところ。何もない。
3、登り中にワダチ切りレーンチェンジ失敗
4、つづら折れに3速で入ってクラッチ握る握力切れてエンストコケ
我ながら酷い。これを踏まえて改善点と思ったのが、
一、変なところでコケない、止まらない。
コケて体力を奪われる、止まると風がなくなって熱中症になりやすくなる負のサイクル。
まあここでどうにもならなくなるのが初心者だと思うんですが・・・
二、クラッチを使わない
FE250は低回転がそこまで強くないのですが、それにしてもクラッチを使う場面がそうそうないことに気付きました。
さすがにアイドリングで登るようなことはできません。少しでもスロットルを開けていればまずエンストしない強さもあるのです。
むしろビビってスピードを落とそうとしてエンストしそうになってクラッチに指かけて、とこちらも負のサイクルが待ち構えています。
そしてヘルプスタッフに言われた「登りはクラッチいらない」の一言も重要!
トラコンを信じろ、あれは人間のための“機械仕掛けの神”だ
特に僕は登りでバランス崩したりトラクション抜けてしまうクセがあると思うので、余計にトラクションが減るクラッチ操作は逆効果なのかも。
・自分的によくできました
丸太は初めてのチャレンジでしたがコケずにクリアできました。
多分、ビギナークラスは盛り土がしてあってフロント上げなくても飛べるようになってました。
なので油断はできないですが、スロットル開けてフロント伸ばして加速した状態で越えられたと思ってます(←)
それとビギナー参加者が怖いと言っていた下り。
ダウンヒル慣れしてて良かったと思いました。
少なくともビギナークラスの下りやドロップは開けてクリアしていけました。
こんな感じで自分の苦手な点がはっきりしてどんな練習をすればいいか何となく見えてきました。
とは言え、猿ヶ島ではヒルクライムも割とピンポイントで基本ガレなので難しい部分もあるかな。
次回にレースに出られる明確な予定は分かりませんがもっと上手くなりたいと思ったのは嘘じゃない。
そんな締めで。
そうそう、僕が乗せて頂いたのはダッジバンでした。
強烈にでかいアメ車の隣に止まってたのがタンドラとタコマ。これまた強烈な大きさ。
前から思ってたことですが、ピックアップトラックにオフ車乗せてる光景の格好良さはほんと一目惚れのレベルなんですよ。
どうやってあの↑道を走ったのかとかそんなチャチな問題じゃなく自分もやりたくなる格好良さ。
ハイラックス以外にも日本走ってもっと値段下がらないかなって。
最後に。ビギナークラスに関しては斬新な試みでもありますし、初心者がレベルアップするのにベストな環境だと思います。
これは「コケる恐怖」と「どうやって乗ればいいか分からない」の2点が常に足を引っ張るから。
かと言ってスクール形式にしたらペース的に遅い人が切られるか速い人が我慢するかになってしまいますし、付きっきりで面倒見ることはできません。
その点でコケるのは仕方ないけどリカバリーを手伝ってくれる、どうやって乗るかアドバイスをくれる、しかも各バイクの特性に合わせて(これはハスク組だけか?w)、速い人は勝手に回ってる。
また、ただの草レースですから目を三角にする人はいない。そんな雰囲気じゃない。
ファンライドで走る人にとって全てが満足できる形になってると思いました。
なので願わくばこれからも、できれば他の会場でも開催して頂ければ何よりと参加者として感じました。