お金払ってブライダルフォトグラファーしてきた体験
どうも、あらみち(新通)です。
実は三兄弟の長男です。
今回は次男の結婚式と披露宴の撮影を頼まれました。
来月は三男の結婚式です←外国でやるから不参加
言いたいことは分かるな?長男は独身だ。
実際のところ父の方が撮影趣味ではあるものの、さすがに新郎の実父が動き回るのはちょっと空気読めてないので...ってことで僕が代わりに動くことになりました。
スケジュールは当日の親族挨拶の前に教えられましたが、「後は流れでお願いします」で概ね間違いありませんでした
むしろ場所移動も兼ねる割と大きい部分も書いてなかった気がします...
大雑把に集合と親族挨拶、人前式、披露宴で昼頃には終わるコンパクトなイベントでした。
半日...疲れた。そんな日のお話。
僕はある程度カメラの情報も集めているので、結婚式の撮影が大変だと言う記事も見かけています。
ある程度カメラの知識があるとだいたい想像できるものです。
ただ、上の記事は完全に自分が記録係になる前提のもの。
式場側のフォトグラファーはいて、メインイベントはきちんと写真と動画が残ります。
ここだけは安心要素、それと自分がどこに動いて何を撮ればいいかおもしろそうな人を見つける、ある程度絞ることができました。
早い話がスキマ産業ですね。
人の関係性や需要の掘り起こしは普段の仕事で実証済み。
悪いな、ここは俺が強い(意味不)
撮るものは決まりました。でも大変なのは変わりません。
ではなんで結婚式の撮影が大変なのか。
素人レベルから素人レベルへ噛み砕いた説明にチャレンジ。
・変化する露出
写真というのは光の反射で写る像を(データとして)残すものです。
屋外であれば太陽光という最強の光があります。
これが室内になると色も強さもまばらな照明になります。
しかも場合によっては照明が落ちてスポットライトなどの限定的な光もありえます。
自動調整してくれるスマホのカメラでもある一定の暗さになってしまうとどうにもならない!ってなる経験はないでしょうか。
基本的にオートで撮るって方法もあるのですが、ボカしたり、暗さを残したまま撮る、あるいは暗さを感じさせないくらい明るくしたいとかって考えると自分で考えて操作する必要が出て来ます。
・動く
ここがスマホと一眼レフの違いが出て来るところかもしれません。
とにかく動く人間を被写体にしてるのでマシンガンのように連写します。
一眼レフならではの操作でこれらを解決する方法があります。
1、絞りを開ける
窓を開けるように光を取り込む量を多くして暗い場所でも明るく撮ることができます。
みんな大好きf値ですね。今回持って行ったズームレンズはf1.8まで使えます。
何の問題もない?残念、被写界深度があります。
この数字を小さくするとピントが合う距離が狭くなるんです。
四人がけのテーブルを撮ったら前の人はばっちり写るけど後ろの人は心霊写真になるかもしれないんです。
2、シャッタースピードを下げる
流れる水を少なくしても長い時間出しておけば同じ量の水を貯められます。
暗い場所でもf値を上げても、長時間露光できれば明るい写真は撮れます。
ただし、カメラマンも被写体も微動だにしなければの話です。
この後のファーストバイトはひたすら連写!
3、感度を上げる
ISOという数字がありまして、この数字を操作すると他のどこを弄らなくても明るい写真になります!
ピントを合わせたまま、シャッタースピードも落とすことなく!
上げすぎると新聞みたいな写真になります。
あと、ここはもっとも金の力が重要なポイントなんです。
最新で高い機種ほどここが高性能だからです。
・使い慣れてる機材の大事さ
今回、父のカメラとレンズも持ち込んでいました。
当初は暗い4倍ズームを自分のカメラに付けて明るいレンズを父の古いカメラに付ける計画でした。
途中でレンズ交換して自分のセットに...
今回、自分の機材の画角でも足りたので不慣れでAFが遅いレンズを使う必要がなくなったのがありました。
ごめんなさい嘘です望遠欲しいです。
あと朝イチから一転しての曇天だったなぁ。
そしてプロフォトグラファーが難しいと言うイベントを体験したことで、自分に必要な機材、撮りたいもの、可能な機材が分かって来ました。
散財の夢は膨らみます。問題なのは親族で次に結婚する可能性があるのが僕だけということだけです。